Yahooの1on1を読んでみて

会社の中で役割が代わり、様々な職種のメンバーと会話をしたり、個人の目標について話し合う場面が増えた。

 

ぶっちゃけ自分は目標や計画を立て るのが大の苦手である。

部活での「県大会出場!」とか「大学合格!」とかわかりやすい目標であればいいが、粒度が細かくなればなるほど、そもそも目標を忘れたり、計画なんてどこ吹く風で行き当たりばったり色々やっていくことはしょっちゅうある。

 

実際、なんかのそれっぽい本で「目標は立てるのが向いてる人と向いてない人いますよ」みたなこともよく読んだことあるし、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」で自己分析をした時「適応性」という、割りと行き当たりばったりな性格が自分の適正にあったりして、「まぁその通りだな..」と思ったりした。

 

しかし。人の目標を設定するときにそんなんでいいかと言うと、そんなわけはないはずである。自分が苦手だからと言って、人のことを放置するわけにもいかないし、苦手なりにも色々工夫はしないといけないし、理解はしないといけない。。

 

そんなとき、Yahooの1on1という本を読んで色々と参考になった。

本書ではYahooで導入されている1on1というものの手法や意義を紹介。

1on1自身は自分も週1で上司に実施していただいているが、「なるほど、こういう観点で実施されていたのか...」と改めてその価値を認識することができた。

 

本書では「コーチング」という技術に基づき、いかに人の成長を手助けするかというノウハウが記載されている。これまで、自分は「人に対して意見する。指導する」という考えで、組織を動かそうとしていたが、本書では「人に自分自身で考えて動いてもらう。人の内省を手助けする」という方法で組織を動かすことの価値が紹介されていた。

 

自分の意見や考えをおしつけようとしていた自分にとって「人に考えてもらう」という選択肢は非常に有意義なものであると感じた。

 

普段のコミュニケーションもそうであるし、目標設定や行動計画作成など、自分自身がメインとなって考えるのでなく、人や自分に対して問いをなげかけ、形にしていければいいと考えている。

 

以上、Yahooの1on1を見て考えたこと。